中野美奈子アナ「とくダネ」涙の卒業　「家族を大切に生きたい」

「とくダネ！」と卒業したフジテレビの中野美奈子アナウンサー

　７月３１日でフジテレビを退社する中野美奈子アナウンサー（３２）が２９日、レギュラー出演していた「とくダネ！」（月～金曜前８・００）を卒業。「大勢の人に助けられた１０年間。本当にいい経験ができました」と涙ながらにあいさつした。

　０９年３月から同番組に出演。「最初は『めざましテレビ』の雰囲気との違いに驚いた。自分らしさって何だろうと、悩みました」と当時の心境を告白。一番の思い出はアフリカ・シエラレオネへの取材で現地の子どもたちと出会ったことで「アナウンサー人生で有意義な時間でした」と振り返った。

　７月で同局を退社し、海外勤務の予定がある医師の夫に同行する。「自分らしさを忘れずに、家族を大切に生きていきたい」と今後の抱負を語った中野アナ。小倉智昭キャスター（６５）から「もっと泣くかと思った」と言われると、「泣いたらしゃべれなくなるので、我慢しました」と笑顔で話した。