ついに北京進出!80年代から続くジャニーズのアジア戦略

[ 2011年9月16日 18:21 ]

北京の工人体育場前でSMAPのグッズを手に盛り上がる中国人のファン

 人気グループ「SMAP」の北京公演で、1980年代から続いたジャニーズ事務所のアジア戦略が、ついに「アジアの首都」(稲垣吾郎)に乗り込んだ。

 同事務所所属タレントでは84年、近藤真彦の香港公演が第一歩となった。台湾を経て88年には「少年隊」がタイ、シンガポールに進出し、「TOKIO」など各グループが追随。2006年にはソウル、08年には上海で「嵐」が公演を実現し、ドラマや映画の出演作品とともに、ジャニーズ人気を根付かせた。

 アジアのファンはその魅力に、自国のタレントにはない「多面性」を挙げる。歌って踊って格好いいのはもちろん、映画やバラエティー番組で見せる多才さは、国内外のアイドルが目指すモデルとなった。

 8月には「Kis―My―Ft2」のデビュー曲CDを、タイなどアジア7地域でも一斉に発売。韓流の攻勢を打ち消すように、老舗がアジア制覇へ加速する。(共同)

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2011年9月16日のニュース