瑛太 満島ひかり 厳しい数字も演技光った

[ 2011年9月16日 13:18 ]

フジテレビ系連続ドラマ「それでも、生きてゆく」で主演した瑛太

 俳優の瑛太(28)主演フジテレビ系連続ドラマ「それでも、生きてゆく」(毎週木曜後10・00)の最終回が15日に放送され、平均視聴率が10・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。希望へと向かった最終回で何とか2ケタを回復した。全話の平均は9・3%だった。

 15年前、友人に妹を殺害された青年と、加害者の妹が次第に心を通わせていく“禁断の愛”を描くヒューマンドラマで、脚本は「東京ラブストーリー」などで知られる坂元裕二氏。共演は満島ひかり(25)、風間俊介(27)、田中圭(26)、大竹しのぶ(53)ら。

 全話中、2ケタを獲得したのが初回と最終回を含む3回だけ、前クール(4~6月期)の同枠ドラマ「BOSS」(天海祐希主演)が初回16・3%、全話平均15・1%と高視聴率を獲得したのと比較しても、数字としてはかなり厳しい結果と言わざるを得ない。

 しかし、重苦しいテーマを扱っているだけに賛否はあったものの、瑛太、満島をはじめ実力派と言われる俳優陣の演技も光り、作品の質に関しては好評価も多く聞かれたのも事実。チャレンジ的な作品だったことを考慮すれば、よく健闘したと言えるかもしれない。

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2011年9月16日のニュース