AKB48も賛同 被災地にウルトラマンバス

[ 2011年9月16日 17:45 ]

 ウルトラマンの制作で知られる円谷プロダクションが設立した基金が16日、被災地の子どもたちを励まそうと寄付金2000万円とマイクロバス2台を岩手県などに贈った。盛岡市の県庁前で開かれた式典にはウルトラマンと、基金に賛同したAKB48のメンバーも訪れた。

 マイクロバスは26人乗り。車体にはそれぞれウルトラマンの写真やAKB48の文字がデザインされ、1台は大槌町の第三セクターに、もう1台は宮古市に贈られた。ともにスクールバスとして利用される。

 AKB48からは梅田彩佳、佐藤すみれ、島田晴香の3人が出席。梅田は「バスに乗って子どもたちが笑顔になることを願っています」とあいさつ。

 円谷プロの大岡新一社長は「子どもたちの笑顔は復興に向けた希望の光。ウルトラマンはこれからも子どもたちをずっと見守り、応援していく」と述べた。

 基金は震災後の3月に、円谷プロの呼び掛けで設立。寄せられた募金でウルトラマンらが被災地を訪れ、炊き出しやヒーローショーをしている。

続きを表示

2011年9月16日のニュース