ようやく分かり合えた“初めての人” 常盤貴子「煮詰まったらワンピース」

[ 2011年9月16日 14:40 ]

NHK土曜ドラマスペシャル「神様の女房」で夫婦役を演じた常盤貴子(左)と筒井道隆

女優の常盤貴子(39)と俳優の筒井道隆(40)が16日、東京・神南のNHKで行われた土曜ドラマスペシャル「神様の女房」第1回完成披露試写会に登場した。

 「神様の女房」は、“経営の神様”と呼ばれ、現在の松下グループを築いた松下幸之助氏と、松下氏を生涯に渡って支えた妻・松下むめのさんを描いた物語。常盤が松下グループの「もう1人の創業者」とも称されるむめの役、幸之助役を筒井が演じる。

 常盤と筒井の共演は3度目で、「(共演)1本目はわたしの初舞台。初舞台をする人間にとって、そのときの共演者の方々というのは特別な思いがあって、足を向けて眠れない」と常盤。

 その一方で、ひょうひょうとしてつかみどころのない筒井にこれまでは「わけが分からないっていう印象だった」。それが今回「筒井さんのおかげでできあがって、やっと筒井さんに足を向けられないという状態になりました」と冗談まじりに明かした。

 ようやく2人が“分かり合えた”一因は「趣味の面で話が合うことが多かった」(筒井)こと。共通の話題とは意外にも人気漫画「ワンピース」で、常盤は「煮詰まってきたらワンピースの話をしていれば良かった」と撮影を振り返った。

 幸之助・むめの夫妻について常盤は「素敵な未来へ二人三脚で走り抜こうとしている姿は非常に夢があってうらやましいなと思いました。わたしにとってはうらやましい夫婦像だと思います」と実感したと話した。

 「神様の女房」は10月1日から毎週土曜、全3回に渡って放映される。

続きを表示

2011年9月16日のニュース