キムタク「国賓級の気分」SMAP 中国公演前に会見

[ 2011年9月16日 06:00 ]

 SMAPが15日、北京の人民大会堂で会見し、16日に開く初の海外公演への意気込みを語った。

 天安門広場に隣接する人民大会堂は、日本の国会議事堂にあたる国家施設。メンバー5人は1人に1台ずつ用意された黒塗りの車で乗り付け、深紅のチャイナドレスの中国美女がそれぞれのドアを開けてくれる大サービスに「勝手に国賓級の気分になってます」(木村拓哉)と言うなど感激。中国政治の中枢での晴れ舞台に草なぎ剛(37)は「SMAPの歴史に残る会見」と胸を張った。

 会見は国の会議や国家的来賓のために使われる部屋「重慶庁」で行われ、現地メディア100社150人以上が駆け付けた。昨年、上海でのコンサートやイベントが相次いで中止になったこともあり、北京工人体育場(約4万人収容)での公演について稲垣吾郎(37)は「夢にまで見た中国公演。笑顔の絶えない楽しいライブにしたい」とアピールした。

 会見後には唐元国務委員(副首相級)と懇談。中国側には公演を通じ、沖縄県・尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件を受けた日中関係の悪化を改善したいとの狙いもあり、唐氏は「訪中公演を心から歓迎する」との温家宝首相のメッセージを伝達。自身の妻がSMAPのファンであることも明かした。

 さらに、中居正広(39)には「長い間、紅白歌合戦で司会してましたね。お顔を拝見してましたよ」と声を掛け、木村には「中国でも数え切れない女の子がファンですよ」と言うなどなかなかのSMAP通。いつもクールな木村も「光栄です」とうれしそうだった。

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2011年9月16日のニュース