カブス・鈴木誠也 パイレーツ戦で今季2度目の欠場 死球による故障か、前日守備のミスが影響か

[ 2024年5月18日 06:28 ]

16日のパイレーツ戦の8回、左腕に死球を受ける鈴木誠也(ロイター)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が17日(日本時間18日)、本拠地シカゴでのパイレーツ戦を欠場した。鈴木がベンチ入りしながら欠場するのは、右脇腹の負傷から復帰し、メンバー登録された今月10日(同11日)のパイレーツ戦以来、今季2度目。このときは故障明けを考慮されたものだった。

 鈴木は前日16日(同17日)の同じパイレーツ戦の6回1死三塁から、グランダルのライナー性の打球を捕球体勢に入りながらも捕り損ねて後逸(記録は犠飛失策)。その間に三塁走者の生還を許し、リードを2点に広げられた。このプレーに関し、クレイグ・カウンセル監督は「守りのミスで失点したのが痛かった」と話していた。

 ただその一方で、2点を追う8回の第4打席で左腕に死球を受けた際に痛がる素振りを見せていた。その後も試合に出続けたが、3打数1安打、1死球という結果に終わり、試合も敗れた。

 この日のパイレーツの先発が剛速球右腕スキーンズで、前回対戦では内野安打1本こそ放ったものの、ほか2打席ではいずれも三振に終わっていたことが考慮された可能性もある。単なる休養なのか戦略的なものなのか…いずれにしても、鈴木の今後の起用法が注目されそうだ。

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