巨人・大勢「違和感があって腕振れなくなった」「このままだと投げられないというか、抑えられないと」

[ 2024年5月3日 22:20 ]

セ・リーグ   巨人8―5阪神 ( 2024年5月3日    東京D )

3日の阪神戦9回2死一、三塁、降板する大勢(撮影・大森 寛明)
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 巨人の守護神・大勢投手(24)が球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として東京ドームで開催された3日の阪神戦(東京D)で今季11度目のリリーフ登板。1失点した直後に右肩の不調を訴えて緊急降板した。

 8―4で迎えた9回、セーブ機会ではない場面で登板。だが、わずか3球で2死を取った後に近本、中野、森下と3連打を浴びて1点を失った。ここで異変が生じ、駆け付けたトレーナーに付き添われて降板。2死一、三塁の場面で急きょ6番手として登板した泉が5球でこの試合2本塁打の大山を二飛に打ち取り、プロ初セーブを挙げてことなきを得た。

 試合後、緊急降板の場面について大勢は「違和感があって腕振れなくなったので。このままだと投げられないというか、抑えられないという感じだった。大事な試合でしたし、申し訳なかったんですけど、交代しました」とコメント。

 阿部慎之助監督(45)は「どういう状況かまだ聞いていないので。まあ、自ら訴えているということはあまり良くないのかなと思います」とし、痛めた箇所は肩なのかという問いには「そうだね」と認めていたが、大勢は今後について「明日またみてからですね」と慎重に言葉を選んだ。

 大勢はここまでリーグ2位の7セーブをマーク。この日は18球投げたが、直球の最速は158キロだった。

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