自身も窃盗被害…元巨人クロマティ氏が大谷翔平に期待「ここから世界全アスリートの手本になって」

大谷翔平へ「今回の事件を糧に、全世界のスポーツアスリートのお手本になって」とエールを送る元巨人のウォーレン・クロマティ氏
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　元巨人のウォーレン・クロマティ氏（70）が1日、公式YouTube「くろまてぃちゃんねる」（@Cromartie49）で、ドジャース大谷翔平の元通訳の水原一平氏の違法賭博問題についての後編動画を公開。「ここから世界の全アスリートのお手本になってほしい」とエールを送った。

　先月29日公開の動画では、自分もかつて代理人に大金を盗られる被害に遭っていたことを告白。大谷へ同情と励ましのメッセージを送っていた。

　今回は「人をTRUST（信頼）することの難しさと慎重さ」を唱えながらも、さらなるエールを送った。

　「今回の一件で、人間としてまた新たに学んだことがあったと思う。さらに成長しているはず。これからは、野球界を超えて、アメフトやバスケットボールなどあらゆるプロスポーツの全アスリートたちの良きお手本を目指してほしい。だって君は、全世界に注目されていながら、素晴らしい人間、グッドハートの持ち主なのだから」と、期待を寄せた。

　クロマティ氏は1年前、自宅のある米国フロリダでWBC決勝戦を生観戦して、大谷の大舞台でのスター性や実力に驚かされたという。開幕から6試合で、まだ本塁打は出ていないが「全く心配ない。心は傷ついているはずなのに、今日も誰よりも鋭い打球を打っていた。少し待っていれば、すぐに量産し始めるよ」と、今後の活躍に太鼓判を押していた。