左中指負傷で登板回避のソフトバンク和田 ブルペン投球再開 9日からの2軍戦での復帰示唆

[ 2024年4月1日 13:58 ]

ソフトバンク・和田
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 ソフトバンク和田毅投手(43)が、来週9日からのウエスタン・リーグのオリックス3連戦(タマスタ筑後)で実戦復帰するプランが立った。左手中指負傷でホーム開幕戦となった2日ロッテ戦の先発登板を回避した左腕は、1日のペイペイドームでの投手練習に参加。遠投後にマウンドで変化球を交えて32球を投げ込んだ。

 「まだまだ完璧ではないんですけど、今日の感じだと少しずつは良くなってますね。投げながら加速していく感じですかね。倉野コーチとも話しますが来週にタマスタで3連戦もある。自分は自分で、しっかり投げていかないといけないです」

 今春の実戦登板で不調が続きながらも、ホーム開幕戦に向けて意地と責任で投げ続けてきた。ただ、調整登板となった3月26日のウエスタン・リーグ広島戦で投ゴロをさばいた際に左手中指の爪に打球が当たった。出血もあり、3回途中5失点で緊急降板。翌27日に登板を回避し大関に代役を託すことを首脳陣と話し合って決めた。

 「大関が投げてくれるのを見守りますが、僕もしっかりと結果を出して良ければ、また出番は来る。しっかり投げながらですね」。

 左手中指のまめの皮の影響もある。「投げるとむけてくるし、投げないと柔らかいまま。硬くしていきながら。体は行けますけど、指自体は、まだ5回は行けない感じです」。実戦を挟みながらまめの状態を見つつ、1軍復帰を目指していく。

 左腕は今週から、ブルペン投球を再開した。マウンドでの投球を見守った倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーターは「指の状態が一番ですが、早ければ来週投げるかなという感じ」と明かした。順調に行けば4月末、27日からの西武3連戦(ペイペイドーム)にも和田が戻ってくる可能性が出てきた。

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