明大・宗山 西武・源田と侍ジャパンで融合「吸収しつつ、自分の良いところも見てもらいたい」

[ 2024年2月15日 05:00 ]

静岡キャンプでの練習後、取材対応する宗山(撮影・柳内 遼平)
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 侍ジャパンは14日、欧州代表との強化試合(3月6、7日=京セラドーム)の出場選手28人を発表し、今秋ドラフトの目玉である遊撃手の明大・宗山ら大学生4人を抜てきした。都内で会見に臨んだ井端監督は「これからの日本を背負って立つと信じて入れた。(26年の)WBCや(28年の)オリンピックを見据えた」と説明した。

 昨年のWBCメンバーからはヤクルト・村上、西武・源田らが選ばれ、「世界一侍」と融合する。指揮官は「“プロ野球、代表はこういうものだ”と若い選手に見せてくれれば」と期待。大学生は宗山のほか、関大・金丸、愛知工大・中村の両投手と、青学大の外野手・西川が名を連ねた。ドラフト指名前の大学生がトップチーム入りするのは、侍ジャパン常設以降初めてだ。

 遊撃の名手だった井端監督が「ショートに就いている姿に華がある」と評した宗山はこの日、静岡県内で行う明大の春季キャンプで始動した。フリー打撃で快音を響かせ「小さいころから侍ジャパンの試合を見てきた。不安もあるが勝負する気持ちでいきたい」。遊撃には名手・源田がおり「吸収しつつ、自分の良いところも見てもらいたい」と目を輝かせた。2戦目に先発する見込みだ。(神田 佑)

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