西武・平良 松坂臨時コーチ見守る中50球 スマートウオッチ着用で目指す科学的進化

[ 2024年2月15日 05:30 ]

フリー打撃にスマートウォッチをつけて登板する平良(撮影・西尾 大助)
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 先発転向2年目の西武・平良が、キャンプ初のフリー打撃に登板。指導最終日だった松坂大輔臨時コーチ(スポニチ本紙評論家)も見守る中、新助っ人のアギラー、コルデロに50球を投げ安打性はわずか2本に抑えた。

 縦に鋭く変化する新球のジャイロスライダーも試し「球質は安定している。あとはどれだけ空振りが奪えるか」と手応え。先発転向1年目で自身初の2桁でチームトップの11勝を挙げた昨年から、科学的に進化を目指している。練習中は左手に運動量を計測できるガーミン社のスマートウオッチを着用。消耗カロリーが算出され「その分、食べないと体重が減るし、逆に増えたりもするので大事になってくる」と説明した。現在、体重はキャンプイン時より2キロ増の101キロ。「重い体重を早く動かした方が球速アップにもつながる」とベスト体重を模索し、奪三振王を目標に掲げている。

 3月6、7日(京セラドーム)の欧州代表戦の侍ジャパン入りも決定。東京五輪以来となる日の丸の舞台に「新球を試したい」と意欲的だった。(福井 亮太)

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