ソフトバンクを変える「ジョートーク」 城島SCが周東、谷川原に熱き助言「成長してもらわないと…」

[ 2024年2月3日 05:00 ]

周東(左)に話をする城島会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(撮影・岡田 丈靖)
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 “ジョー節”がさく裂した。城島健司会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーターが、アーリーワーク中に走塁のスペシャリスト・周東と今季から捕手に専念する谷川原を呼び、ジェスチャーを交えながら講話を行った。

 「政治・経済から下ネタまで」と最初はごまかしたが、昨秋キャンプからの強化指定野手2人に出塁の重要性を説いた。盗塁王2度の周東に対しては「打たないと塁には出られない。彼が塁にいたら敵はたまったもんじゃないので、ワクワクさせられる選手になるには塁に出ないとね」と話したと詳細を明かした。

 谷川原には出塁させない守備の面などを伝授したという。「タニには決定的な欠点がない。捕手としてのノウハウはまだ少ないし、打撃でも1点だけ指摘すれば、改良される箇所がある。ちょこちょこ話をしていきます」と話した。

 過去の春季キャンプでは、今宮、リチャード、野村勇らを早朝から指導してきた。今春は13日まで宮崎に滞在する予定。「2人のポテンシャルを考えたら成長してもらわないと小久保さんも球団も困る。一歩、前に進むためですよ」。選手に寄り添って変化を促していく。

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