川藤幸三氏 現役時代の先輩の教え 今現役だったら…「ワシもちったあ、まともになってたかも」

[ 2024年2月3日 18:02 ]

阪神・川藤幸三OB会長

 元阪神の川藤幸三氏(74)が3日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)にゲスト出演。かつて「先輩に教わったこと」を明かした。

 この日は「阪神伝説のOB大集合!」として各年代のOBが集結。昨年の38年ぶり日本一に至るまでの、かつての暗黒時代などを語った。

 若狭から67年ドラフト9位で阪神に入団。現役時代は代打の切り札として活躍し、豪快なキャラクターで「浪速の春団治」と呼ばれた川藤氏。85年当時は精神的支柱としてもチームを支えた。現在も球場に足しげく通い、選手たちを直接激励する名物OB会長だ。

 若手OBの話に耳を傾けていた川藤氏は、「みんな真面目やなあ」とポツリ。「先輩から教わったのは内臓の話。まず『飲め!食え!遊べ!』。これをやらない限り1軍の選手じゃないと。家にまともに帰ってる奴は補欠やろって。そういう時代だった」と回想。

 「今、若い人たちの話を聞いてると、そうか…と。ワシらの頃にそんな話があれば、ワシもちったあ、まともになってたかもしらん。35年間くらい現役続けられたかなあ」とボヤいて笑いを誘っていた。

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