高橋由伸氏「まさか日本人選手がホームラン王を獲るなんて…」 ゴジラ松井でさえ「パワーでは」

[ 2023年12月15日 16:36 ]

高橋由伸氏
Photo By スポニチ

 元巨人監督で、球団特別顧問の高橋由伸氏(48)が15日に生放送されたTOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY」(金曜後3・00)の収録部分にゲスト出演。メジャーで日本人初の本塁打王に輝いた大谷翔平投手(29)に改めて感嘆の声を上げた。

 元サッカー選手で、スポーツジャーナリストの中西哲生氏(54)がパーソナリティーを務める同番組。生放送の番組オープニングで、プライベートでも親交のある中西氏に「ナイスガイすぎるぐらいナイスガイ」と紹介された高橋氏は、3週に渡って放送される対談の第1回となったこの日、「2023年の野球界について」をテーマに中西氏と話した。

 そのなかで、まずは野球日本代表「侍ジャパン」が3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いたことについて「ドラマのような形で始まって終わったっていう」と表現。

 「日本野球界にとっては最高の形で終われた」「全体としても素晴らしかったんですけども、大谷選手の凄さをさらに際立たせた大会」と明るい声で振り返った。

 日本選手、しかも二刀流の大谷がメジャーで本塁打王となったことについては「そもそも“二刀流なんて難しいだろう”っていうところから二刀流ってものを確立させて、そのなかでさらに今シーズンに関してはまさか日本人選手がホームラン王を獲るなんて…」と改めて驚嘆。

 「僕自身が松井秀喜さんと同世代でジャイアンツでやっていて、その選手が日本でNo.1のパワーヒッターですよ。それがアメリカに行ったら、やっぱりパワーという部分では、ホームラン王とかそういった部分では、なかなか勝負ができてなかった。できてなかったというか、大活躍はされたんですけど、ホームラン王争いというイメージではなかったので…」と巨人時代の同僚でヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏(49)の名前も出して改めて驚きを語った。

 「そのなかで、パワーの象徴といったタイトルを(日本人が)獲る時代が来たんだ…っていう」と高橋氏。「毎日ニュースはそこから始まる感じでしたからね」と“大谷また打った!”であふれ返った連日のニュースを振り返っていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年12月15日のニュース