石井一久氏 大谷会見で水原一平氏の「神通訳」を絶賛 「すごく良かったと思う」

[ 2023年12月15日 22:59 ]

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 今季限りで楽天監督を退き、来季から球団取締役シニアディレクター(SD)に就任する石井一久氏(50)が15日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜後9・54)に出演。ドジャースの入団会見に臨んだ大谷翔平投手(29)について語った。

 ドジャースの元背番号17として「会見の中では勝利へのこだわり、志が感じられる部分があった。次のチャプターというのは打つ、投げるとかではなくて、ワールドチャンピオンという方に移行しているのでは」と印象を語り、「(6年間で)自分のやりたいことは表現できたと思う。MVP2回とったし、自分というよりチームの目標としてワールドチャンピオンリングとりたいとか世界一になりたいんだという目標が会見で伝わってきた」と述べた。

 また、水原一平通訳との同志関係が「僕はすごく良かったと思う」と絶賛。大谷の思いを明確にくみとって英訳しており「通訳の方もちゃんとしてないと一心同体に見られるんで。時間を共有してやってくれた仲間だからこそちゃんと変換できた言葉なんだと思う」と指摘した。ドジャースについて「強力なスタッフもいますし、オーナーと本部長がビジョンを明確にしてくれたことで一緒にやろうと。また球団もしっかりいろんなことを共有できたから良い時間があっての成立だったんじゃないかなと」とした。

 自身も在籍したドジャースは「140年くらい歴史があって、ファンの方は温かくも厳しいブーイングもある。名門ならではのファンの目がある。西のドジャース、東のヤンキースって言われて。ワールドシリーズを戦うのがドジャースとヤンキースになったら野球ファンが熱狂すると思う」と解説。

 大谷が手術した右肘の回復具合について、同じ投手経験者として「開幕までに間に合うと思いますし、術式が違うとはいえ同じ個所の手術。過去の経験としてこれ以上やったらけがする、ここまでは大丈夫という自分でブレーキ、アクセルを踏めるんではないかと思う」と述べた。

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