王貞治氏 WBCで見た大谷翔平のメンタリティー称賛「あの一言は物凄く大きかった」

[ 2023年10月27日 21:47 ]

ソフトバンク・王貞治球団会長
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 ソフトバンク王貞治球団会長(83)が、27日放送のテレビ朝日系「タモリステーション」(後8・00)に出演し、WBCで侍ジャパン優勝の立役者になった大谷翔平投手(29=エンゼルス)のメンタリティーを称賛した。

 大谷は全7試合に出場し、打率・435、1本塁打、8打点。投げても2勝1セーブと二刀流の活躍で、大会MVPを獲得した。米国との決勝でも最終回のマウンドに上がり、同僚トラウトを空振り三振に斬って取った。

 王氏は「我々がやっていたころは、ああいう戦いはアメリカとなんか絶対できなかった。アメリカとやるとなると、仰ぎ見ちゃうような」と、野球発祥国と互角に渡り合った侍ジャパンの戦いぶりに拍手を送った。

 その上で「ミーティングで彼が言ってくれたような、“憧れるのは…”という話はね、本当にいいポイントを突いて彼は言ってくれたと思う」と指摘した。

 大谷は決勝前のロッカールームで、「憧れるのはやめましょう。憧れると、超えられないので」と話し、選手を鼓舞した。

 王氏は「あの一言は物凄く大きかったと思いますよ」と、あらためて大谷の言葉の力に感心していた。

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