古田敦也氏 大谷翔平の長さ伸ばしたバットに驚き「考えられない。打ち方をホントに変えないと」

[ 2023年10月27日 21:01 ]

古田敦也氏
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 元ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也氏(58)が、27日放送のテレビ朝日系「タモリステーション」(後8・00)に出演し、大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手(29)の今季使用バットに驚きを口にした。

 番組は「祝!大谷翔平ホームラン王SP」と題し、今季44本塁打で日本人メジャー初の本塁打王に輝いた大谷の足跡を、VTRや関係者の証言をまじえ解説した。

 大谷が今季、使用したバットの長さは34・5インチ(約87・6センチ)。従来より1インチ(約2・54センチ)も長かった。古田氏は「やはり遠心力が使えるので、当たった時に遠くに飛ばせるんですよね」と、バットを伸ばすメリットを解説した。

 一方で、「デメリットは何かというと、長い分、使いにくいです。1センチ伸ばしても覚悟を持ってやらないと、僕たちは。1センチでも」とも話した。

 大谷が伸ばしたのは、古田氏の言う“覚悟”よりもさらに長かった。古田氏は「これを2センチ以上とか、2・5センチなんていうのは、考えられない。打ち方をホントに変えないと。扱いでいうと、かなり難しいんですけど、そこに挑戦して、結果的にアジャストできたということですね」と舌を巻いた。

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