江夏豊氏　一番好きだった監督の名前、ふざけるなジジイと言いながら「なぜか好きだったよな…」

江夏豊氏
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　阪神などで通算206勝193セーブの江夏豊氏（75）が江川卓氏のYouTube「江川卓のたかされ」に出演。一番好きだった監督という質問に答えた。

　一匹狼のイメージが強い江夏氏だが、意外にも「たくさんいるよ」と振り返った。

　その中から「一番といったらおじいちゃんかな」と、通算29年監督を務めた藤本定義氏を挙げた。

　「日本のプロ野球界で巨人と阪神両方の監督をされた」とその偉大さを説明し、「よく怒られもしたけど何故か好きだったよな」と懐かしんだ。

　阪神時代は孫のようにかわいがられていたが、あるとき真剣な顔で「お前もうピッチャーやめるか。バッター転向しろ」と言われたという。

　「ふざけるなこのジジイ」と江夏氏は反抗したが、江川氏は「大谷（翔平）じゃないですけど、バッティングがそんなによかったらあると思います」と、非凡な江夏氏の打撃センスを見抜いた藤本氏の慧眼に舌を巻いた。