藤浪晋太郎 好救援で4勝目にネット「チーム最多勝独走やん」「我慢の起用してくれた球団に感謝」

[ 2023年7月2日 09:29 ]

ア・リーグ   アスレチックス7ー6ホワイトソックス ( 2023年7月1日    オークランド )

アスレチックス・藤浪(AP)
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 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が1日(日本時間2日)、本拠地・オークランドでのホワイトソックス戦にリリーフ登板。1回無安打無失点の好投を見せた。味方がサヨナラ勝利を収めたため、4勝目をゲット。防御率は9・57となった。6月以降は11試合に登板、12回1/3で自責は5と防御率3・65と調子を上げている。

 藤浪の4勝目にインターネット上には「少しずつ進化してきているし我慢の起用をしてくれたチームに感謝だね」「何よりチーム最多勝を独走やん」「2~3人を抑えられるとなれば、クローザー、準クローザーとして、起用できる。(上原的な起用)球速もあるので。コントロール改善を目指して欲しい。・・・隠れ阪神ファンより」「タイブレークを無失点に抑えるとは見事。そしてちゃっかり4勝目。運の強さはメジャーどころか人類トップレベルだな」「このまま安定したピッチングを」「気持ちが前よりは感じられるなー。見てて気持ちいいな藤浪は」などの声が上がっている。

 しびれる場面で出番は回ってきた。6-6の延長10回から6番手として登板。タイブレークのため、走者を二塁に背負った状態だったが、冷静にマウンドを務めた。先頭のグランダルを99・7マイル(約160・4キロ)直球で空振り三振に仕留めると、続くペレスは99・1マイル(約159・5キロ)で二飛。2死から死球で走者を出塁させたが、ベニテンディを100マイル(約161キロ)直球で空振り三振に仕留めて、この回を「0」で終えると右腕は両拳を握り、やや控えめなガッツポーズを見せた。

 10回に味方が劇的なサヨナラ勝利を収めたため、藤浪は4勝目を手にした。開幕当初は先発で突如制球を乱し、連打を浴びてKOされるシーンが目立ったが、リリーフに配置転向されてからは安定感を取り戻した。6月以降は11試合に登板、12回1/3で自責は5と防御率3・65を誇る。85試合目にして今季4度目の連勝。下位に低迷するチームの中、藤浪の存在感が増してきている。

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