ヤクルト・村上不安一掃!プロ初の代打安打 前日左膝負傷で今季初スタメン外も全力疾走二塁打

[ 2023年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―2広島 ( 2023年7月1日    神宮 )

<ヤ・広>8回、代打で二塁打を放つ村上(撮影・村上 大輔)
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 不安を一掃するプロ初の代打安打だった。左膝負傷で今季初めてスタメンを外れたヤクルト・村上が、3―2の8回1死から代打出場。右翼線二塁打し「もう(膝の状態は)忘れてました。集中していたので」と全力疾走も見せた。

 前日の三塁守備で邪飛を追ってフェンスに左膝を強打。この日の試合前練習では何度もダッシュして状態を確認した。フリー打撃やノックも行っていたが「走る方が少し気になる」と高津監督。大事をとってベンチスタートし、代打出場は19年5月25日の中日戦以来通算6度目だった。代わって4年ぶりに4番に座った山田が、初回2死一塁で左前打しチャンスメーク。サンタナが先制の決勝3ランを放ち、広島戦の連敗を7で止めた。

 指揮官は村上の状態について「腫れはあるけれど、折れてるとか筋がどうとかはない」と説明。きょう2日以降については「あれだけ走っていれば大丈夫でしょう。びっくりしたもん」とし、村上は「明日、確認しながら」と話した。(青森 正宣)

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