清原和博氏、あの名フレーズポツリ…「たこ焼きみたい」 延長12回引き分け試合、解説終え

[ 2023年6月15日 22:30 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(55)が15日、交流戦・中日―ロッテ戦(バンテリンD)を中継したCBCラジオ「ドラゴンズナイター」に解説者として出演。延長12回を引き分けだった試合を、あの“名フレーズ”を持ち出して総括した。

 3時間58分を戦っての引き分け。両軍選手、首脳陣、そして解説者にも疲労感の残る試合となった。終盤までは中日・柳、ロッテ・美馬の両先発が好投し、引き締まった投手戦。終盤からは両軍にとって、好機はつくるものの「1点」が遠い展開となった。試合後、実況の宮部和裕アナウンサーから、試合の総括を求められた清原氏は「お互い、両チーム(序盤の)1点。たこ焼きみたいに『0』が並んでいますね」と苦笑い。4回以降、両軍無得点の展開に宮部アナも「一パックには収まらないというくらい、並んでますね」と呼応し、笑いを誘った。

 「たこ焼き」と言えば“元祖”は世界の盗塁王として知られる福本豊氏。1992年5月27日の阪神-大洋戦(甲子園)でテレビ解説を務めた際、延長15回に阪神が1-0でサヨナラ勝ちを収めるまで延々と並び続けた「0」をたとえて「たこ焼きみたいやな」としたことで有名となったフレーズ。関西出身の清原氏にとって、福本氏の解説もたこ焼きも身近だけに、思わず出たフレーズかもしれない。

 2年連続で春季キャンプを訪れ、若手打者を中心にアドバイスを送るなど、接してきただけに中日ナインに思い入れはある。「引き分けは、シーズン終盤になってくると“勝ちに等しい引き分け”になってくる。勝率の問題ですから。負けが付かなかったのは、ポジティブに考えたい」と前を向き、「今日は長い試合で、選手たちも疲れているので、しっかり休んで、リカバリーして。日本ハム戦に気持ち新たに望んで、交流戦最後の3試合を頑張ってもらいたい」とエールを送った。

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