右わき腹痛のアストロズ・アルバレスはさらに4週間はプレーできず　復帰は早くてもオールスター後

アストロズのヨルダン・アルバレス（AP）
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　8日のブルージェイズ戦で右わき腹痛を発症し、10日間の負傷者リスト（IL）入りしているアストロズの主砲、ヨルダン・アルバレス外野手（25）について14日（日本時間15日）、ア軍のデイナ・ブラウンGMが地元ヒューストンのラジオ番組で「短く見積もっても、あと4週間はプレーできない」と明かした。復帰はオールスター後になる。

　同GMは「わき腹痛は用心しないといけない。まずは痛みがなくなるまで少なくとも2週間は何もできない。それから次の1週間はいつから身体を動かして良いか、身体がどんな反応をするかを見極めないといけない。うまく行って4週間目にバットを振り始めることができるかもしれない。でもヨルダンにすれば、それまでをすごく長く感じるだろうね」と慎重な姿勢に終始。「素晴らしい打者だし、うちの打線のとても重要な部分。ダスティ・ベイカー監督にとっても本当に長く感じるだろう。いずれ患部は回復するし、なるべく早く戦列に復帰してくれればとは思う。しかしながら急かすことはできない。本当に厄介なケガだから」と話した。

　アルバレスは8日の試合前、打撃練習でスイング中に右わき腹に異変を感じ、一ゴロに終わった初回の第1打席でも2度の空振りで痛みが出て、3回の第2打席に代打を送られていた。アルバレスの離脱後、ア軍は2勝2敗で、地区3位のエンゼルスにゲーム差「1」に迫られている。個人成績でも負傷時はア・リーグの打点王で本塁打も2位だったが、打点は2位、ホームランは3位タイに下がっている。