巨人・山崎伊織 8回2失点好投も5勝目ならず またも打線の援護なし 2―2で降板

[ 2023年6月15日 20:31 ]

交流戦   巨人―西武 ( 2023年6月15日    東京D )

<巨・西>8回を終えた山崎伊 (撮影・西川祐介)
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 巨人の3年目右腕、山崎伊織投手(24)が西武戦(東京D)に先発登板。8回6安打2失点と好投するも、またも打線の援護に恵まれず、今季5勝目を逃した。

 1日のロッテ戦(ZOZOマリン)では“名物”強風の影響で制球に苦しみながらも7回5安打1失点と粘投し、自身の交流戦初勝利となる今季4勝目をマーク。だが、前回登板した8日のオリックス戦(京セラD)では8回5安打無失点と好投するも打線の援護に恵まれず、0―0のまま降板して5勝目を手にすることはできなかった。

 それから中6日で迎えたこの日のマウンド。まずは初回、わずか6球で3者凡退に仕留める順調な立ち上がりとなった。だが、2回だった。先頭マキノンに三遊間の深いところへ内野安打され、続く渡部には甘く入ったカーブを左中間フェンス直撃二塁打とされて無死二、三塁。長谷川、金子と2者連続犠飛で2点を先取された。

 味方打線は3回に坂本の9号ソロで1点を返して1点差に迫ったが、昨年6月8日の対戦(ベルーナD)で6回まで完全投球を許し、結局7回1安打に封じられた相手先発右腕・与座をこの日も打ちあぐね、6回まで2安打。

 山崎伊は1―2で迎えた7回に2死から金子に右翼線二塁打され、古賀を申告敬遠して一、二塁としたが、得点は許さず。その裏、女房役・大城卓の適時打で2―2と追いついたが、勝ち越すことはできなかった。

 山崎伊の投球内容は8回で打者31人に対して106球を投げ、6安打2失点。4三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は151キロだった。

 

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