【侍ジャパン】高橋奎二　ダルビッシュとの時間「夢みたい」　握り聞かれた変化球、キャッチボールのすごさ

＜侍ジャパン宮崎合宿＞ダルビッシュ（左）に変化球の握りを見せる高橋奎　（現場代表）　

　　3月の第5回WBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が22日、サンマリンスタジアムで行われた。

　高橋奎二投手（25＝ヤクルト）とダルビッシュ有投手（36＝パドレス）がそれぞれ変化球の握りを教え合っているシーンがあった。

　高橋は、「ダルビッシュさんからは僕のチェンジアップを聞かれて。僕はスライダーを。ちっちゃく曲がるスライダー欲しかったので聞いて試してみた。ダルビッシュさんは僕のチェンジアップ、ちょっと難しそうにしてましたね」と明かした。

　「ダルビッシュさんもいろんな選手の変化球の握りとかよくYouTubeでやられているので、僕のチェンジアップを試してもらったことはすごくうれしい。なおかつ難しいって言ってもらったんで。人それぞれ指の長さも握り方も違いがあるので…でも、そういうところで言ってもらったのはうれしい」と喜んだ。

　チェンジアップは、高津臣吾監督から直伝されたもので「抜くよりひねってる感じで、難しさはあるのかなと。人それぞれひじとか手首の使い方は違うと思うので、僕はそれが一番しっくり来ているということです」と語った。

　この日は練習前からダルビッシュとランニングするなど、長い時間を一緒に過ごした。「夢みたい」と感激しながら、「こういうところでしかできない。いろんなお話させてもらってるし、何か一つでも自分のものにできたらいいなと。自分からもどんどん質問していって。キャッチボールも、皆さんすごい球投げるんですが、ダルビッシュさんはまた違って。一個早く構えないと全部刺されちゃう。まっすぐの勢いは違ったなと感じた」と振り返った。