巨人・増田陸　チーム力底上げへ「僕が引っ張って行く気持ちを」　外野レギュラー奪取宣言

打撃改造に取り組んでいることを明かした巨人の増田陸
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　巨人の増田陸内野手（22）が17日、坂本、湯浅らと那覇市で行っている自主トレを公開。「昨年より全ての成績を良くすること」と掲げ、打撃改造に取り組んでいることを明かした。

　昨季は69試合に出場し、打率・250、5本塁打。得点圏打率・300と勝負強い打撃で1軍に定着も「昨年で終わりたくない。今年はさらに」と目をギラつかせる。目標は打率・280に2桁本塁打。打率向上へ「（軸足の）右足に残して打つ」意識で取り組んでいる。ティー打撃では、斜めからのトスではなく、正面から打つなど工夫。軸足である右足に重心を残して打つ打撃フォームに「スイングが強くなりましたし、ボールを長く見られる。ミートポイントが前しか打てなかったのが、ちょっと差し込まれてもバットが出る」と手応えを口にした。

　守備は外野守備に重きを置いて練習中。「試合に多く出たいので、まずは外野でレギュラーを獲りたい」。若手の競争が求められるチームに「僕が引っ張っていく気持ちを持って。もっとガツガツ若い力でやっていけたら」と意気込んだ。