WBCヌートバーだけじゃない ラトゥ、闘莉王ら日本を選んだ「海外侍」たち

[ 2023年1月17日 14:56 ]

海外出身の侍の1人、サッカーの闘莉王
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 米国生まれながらカージナルスのラース・ヌートバー外野手(25)が日系選手として初めてWBCの侍ジャパン入り。母親が日本国籍のため、大会規定で出場が可能となった。

 外国籍のまま日本代表でプレーする例はラグビーで多い。草分け的存在の1人はシナリ・ラトゥで、1985年に大東文化大の留学生として来日。在学中からトンガ国籍のまま日本代表でプレーし、W杯にも出場した。現在は日本国籍を取得。ラグビーは36カ月以上の継続居留など条件を満たせば外国籍のままでも代表でプレーできるが、ニュージーランド出身で日本国籍を選んだリーチマイケルらのような例も多い。

 国籍規定の厳しいサッカーではブラジル出身のラモス瑠偉らが日本代表への道を拓(ひら)き、ブラジルから帰化した三都主アレサンドロが02年、06年W杯、田中マルクス闘莉王が10年W杯に出場した。

 アイスホッケーでは98年長野冬季五輪を前にカナダ出身のユール・クリスらが日本国籍を取得して代表入り。テニスではニュージーランド生まれのマクラクラン勉が日本国籍を取得し、錦織圭とダブルスを組むなど20年東京五輪に出場した。

 またサーフィンの五十嵐カノア、テニスの柴原瑛菜らは米国生まれだが両親が日本人で、日本国籍を選んで日本代表として東京五輪に出場した。

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