西部ガスが中学生対象の野球教室 香田誉士史監督「企業としても地域貢献は大事な勤め」

[ 2022年12月10日 15:14 ]

西部ガス野球教室で自らバットを振ってティー打撃を指導する西部ガス・正木
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 20年都市対抗で8強入りした社会人の強豪、西部ガス(福岡市)が12月10日、同市東区の照葉積水ハウスアリーナで中学生対象の野球教室を開いた。

 西部ガスと福岡市総合体育館が主催し、照葉、和白、和白丘、城香の4中学軟式野球部、約70人が参加。西部ガスの20選手が各ポジションに分かれ、バッテイング、ピッチング、内外野守備など約3時間にわたって熱のこもった指導を行った。

 アマ野球の最高峰で活躍する主力選手らに初めて接した中学生たちは「体が大きい」、「パワーがすごい」と驚き顔。照葉中の山本瑛介主将(2年)は「自分で考えて自分に合った練習をすることが大事だと教わった」と自主性を学んだ様子。コロナ禍のため西部ガスの室内野球教室は約3年ぶり。香田誉士史監督は「野球のすそ野を広げるのは社会人野球の役目で企業としても地域貢献は大事な勤め。これからも工夫を加えながら続けたい」と話した。

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2022年12月10日のニュース