阪神ドラ4・茨木 森保JAPANに刺激受け、将来の侍戦士に意欲「日本を代表して戦う憧れはある」

[ 2022年11月25日 05:15 ]

阪神と仮契約を済ませ、ボールを手にポーズを決める帝京長岡・茨木(球団提供)
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 阪神からドラフト4位指名された帝京長岡・茨木秀俊投手(18)が24日、北海道札幌市内のホテルで契約金4000万円、年俸500万円で仮契約を結んだ。サッカーW杯でドイツから逆転勝利を挙げた日本代表の戦いぶりを目に焼き付け、将来の侍ジャパン入りを目標に掲げた。

 「(ドイツ戦は)見てました。やっぱり日本を代表して戦っている選手なので。自分もそうなりたい憧れはあります」

 競技こそ違えど、日の丸を背負った選手たちが国際舞台で躍動する姿は、若き右腕にとって大きな刺激となった。J2栃木・谷内田を輩出するなどサッカー強豪校の同校からは初のプロ野球選手でもあり、「帝京長岡の野球部もこれからどんどん強くなっていく。プロの舞台で活躍したらもっと名前も知れ渡ると思う。知名度を上げていきたい」と決意を新たにした。

 好きな投手は、同じドラフト4位から沢村賞投手にまで上り詰めたオリックス・山本。「順位は関係ないんだと思った。プロの世界に入ったら自分との戦い。自分に負けないように練習したい」。日本を代表する投手に成り上がるべく、現在の最速147キロを「155キロは投げたい」と成長曲線を思い描いた。(阪井 日向)

 ◇茨木 秀俊(いばらぎ・ひでとし)2004年(平16)6月8日生まれ、北海道札幌市出身の18歳。手稲中央小2年時に手稲ヤングスターズで野球を始め、手稲中では札幌東シニアで全国大会出場。帝京長岡では1年夏からベンチ入り。3年夏の新潟大会は決勝の日本文理戦でロッテ3位指名の田中晴也と投げ合い延長11回サヨナラ負け。1メートル82、85キロ。右投げ右打ち。

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2022年11月25日のニュース