エンゼルス・大谷　メジャー挑戦目指す藤浪にエール「同じグラウンドでできればうれしいかな」

帰国し質問に答える大谷（撮影・会津　智海）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が18日、日本航空機で米国から帰国し、羽田空港第3ターミナルに隣接する会見場で取材に応じた。同学年で、今オフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグ挑戦を目指す阪神・藤浪晋太郎投手（28）へ「応援しています」とエールを送った。

　大谷は米5年目の今季、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりに「2桁本塁打（34）＆2桁勝利（15）」を達成。史上初めて投打で「規定」にダブル到達する快挙を成し遂げた。「去年に引き続き個人的にはいいシーズンだったと思う」と歴史的なシーズンを振り返り、「また来年に向けていい目標を持って頑張りたいと思う。まだ向こうではポストシーズンを戦っているので、来年はなるべく長く試合ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

　阪神・藤浪とは同学年で、高校時代からライバルと称されてきた。高校日本代表や、プロ入り後は侍ジャパン強化試合でチームメートになったこともある。大谷は藤浪についての思いを問われると、「契約はこれからだと思うので、まずはいい契約ができるように応援していますし、同級生なので、同じグラウンドでできればうれしいかなと思います」と語った。