西武・松井稼頭央新監督 理想の野球は「走攻守でグラウンドを駆け巡る、スピード感のある野球」

[ 2022年10月18日 17:55 ]

<西武・松井監督就任会見>会見する松井新監督(撮影・尾崎 有希)
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 西武の松井稼頭央新監督(46)が18日、東京都内で就任会見を行った。日米通算2705安打を誇る球団の元スター遊撃手。18年に現役生活を終えた後は2軍で3年間指揮を執り、今季から辻政権下でヘッドコーチを務めて満を持して監督に就任した。

 23日が47歳の誕生日と若く、選手との年齢が近い。来季、パ・リーグでは最年少の指揮官となる。「年齢が近いというのはいろいろ話せる関係性だと思う。選手の声は大事。チームが勝てるために、いい成績を出せるようにしたい」と語った。4番・山川については秋の練習に関しては調整を一任している。今季はヘッドコーチとして出場全試合で4番を託した。「どういう2月を迎えてくれるのか期待して任せた」と信頼を寄せた。山川を軸に、足も使ってどうやって1点を取るかを考える攻撃陣をつくっていく。

 自身が理想に掲げる野球については「走攻守でグラウンドを駆け巡る、スピード感のある野球」と語った。自身は盗塁王を3度、最多安打を2度受賞。02年には打率・332、36本塁打、33盗塁でトリプルスリーを達成している。

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2022年10月18日のニュース