西武・松井稼頭央新監督 「責任は重いが自分らしく」就任会見で覇権奪回へ決意

[ 2022年10月18日 17:11 ]

<西武・松井監督就任会見>会見する松井新監督(撮影・尾崎 有希)
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 西武の松井稼頭央新監督(46)が18日、東京都内で就任会見を行った。日米通算2705安打を誇る球団の元スター遊撃手。「緊張しています。この会場の雰囲気に緊張しています」と笑顔で会見が始まった。

 18年に現役生活を終えた後は2軍で3年間指揮を執り、今季から辻政権下でヘッドコーチに就いた。4年ぶりの覇権奪回を目指す新体制に「責任は重いですが、自分らしくやっていきたい。プレッシャーはもちろんありますが、自分らしく思い切ってやりたい」と語った。今年から辻監督の下で野球感、選手を思う気持ち、勝負へのこだわりを学んだという。

 来季は「育成と常勝」が求められる。「伝統のライオンズを継承しつつ、育成と両方していくのは難しいが常勝。レギュラーにはライオンズの常勝、伝統を背中で見せてほしい」と語った。

 ◇松井 稼頭央(まつい・かずお)1975年(昭50)10月23日生まれ、大阪府出身の46歳。PL学園では2年春の甲子園に出場。93年ドラフト3位で西武入団。98年にMVP。盗塁王を3度、最多安打を2度受賞した。04年からメッツ、ロッキーズ、アストロズでプレー。11~17年に楽天、18年に西武に復帰し同年限りで現役引退。日米通算2705安打。19年から西武2軍監督を務め、今季から1軍ヘッドコーチを経て監督就任。右投げ両打ち。

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