楽天がCS完全消滅崖っぷち 自力進出は消滅…石井監督「残り試合は全部勝つもりで」

[ 2022年9月28日 21:26 ]

パ・リーグ   楽天0―1西武 ( 2022年9月28日    楽天生命パーク )

<楽・西>ベンチの石井監督(撮影・篠原岳夫)
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 楽天が本拠地でCS進出を争う3位・西武に0―1で惜敗し、今季140試合目で自力でのCS進出の可能性が消滅した。

 コンディション不良もあって中16日で先発した岸にとっては、自身の通算150勝の達成が懸かった一戦でもあった。立ち上がりから出力全開で腕を振っり、4回まで2安打無失点。0―0の5回1死から平沼にチェンジアップを右翼席に運ばれる先制ソロを浴びたが、その後は気迫の投球で無失点に抑えた。

 岸は8回で114球を投げて5安打1失点と力投したが、打線が援護できなかった。今井の攻略に手を焼き、8回無失点に抑えられた。3回に1死満塁の好機を生かせず、痛恨の零敗を喫した。
 これで西武とのゲーム差は1・5に広がった。あす29日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)で敗れれば、CS進出の可能性が完全に消滅する。残り3試合。ついに崖っぷちの状況に追い込まれた。
 
 以下、試合後の石井監督の一問一答。

 ―岸が好投した。

 やるべきことはやってくれた。この一戦に懸ける思いをマウンドで表現していた。

 ―打線が今井を攻略できず。

 良い投手なのでなかなか打ち崩すことは難しいけど、ワンチャンスを生かせずに0点に封じ込められた。何回もチャンスがあるわけじゃないので。

 ―シーズンも残り3試合。

 まだ物事が動いている限り、一生懸命選手たちは下を向くことなくプレーしてくれている。残り試合は全部勝つつもりでしっかりやっていきたい。
 

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2022年9月28日のニュース