阪神・藤浪ポスティング移籍激白(2)「米国の環境、雰囲気にすごく刺激」「成績を残していない中で…」

[ 2022年9月28日 18:05 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2022年9月28日    神宮 )

<ヤ・神>ウオーミングアップを行う藤浪(撮影・大森 寛明)
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 阪神・藤浪が今オフにポスティング・システム(入札制度)を使って、メジャー移籍の意思を持っていることを認めた。28日、ヤクルト戦前の神宮球場で取材に応じ、決意を口にした。報道陣とのやりとりは以下の通り。(1)から続く。

 ――ダルビッシュと自主トレしたことは影響した。
 「もちろんそうですね。ダルビッシュさんだったり、若いときにマエケンさん(前田健太)とさしてもらったりとか。そういう方々の話も刺激になりましたし。ダルビッシュさんとアメリカで自主トレをした時は、そのときの環境だったり、アメリカの雰囲気だったりとかに、すごく刺激を受けて。そういうところから気持ちが傾いていたというのはあります」

 ――大リーグはどういう存在?
 「野球の最高峰だと思います。野球人としてぜひ挑戦したい、トップレベルの世界であるので。そういうイメージですかね。世界トップの選手が集まるというイメージです」

 ――鈴木誠也や大谷の活躍は刺激に?
 「もちろん、テレビでは見ていますし、すごいなとは思いますけど、同級生というよりも日本人全体の活躍を見ていてですかね。憧れと言いますか、チャンスがあるなら挑戦したいなという気持ちはいろんな選手を見ていて、思いましたね」

 ――どういう風に勝負したい。
 「チームも何も決まっていませんし、まずポスティングができるかも決まっていないので。まだシーズンも残っていますし、CSもありますから、あまりその辺は考えていないです」

 ――1年間、(メジャーへの)気持ちは変わっていない。
 「基本的に自分の気持ちは変わらないというか、伝えることはしたいです。この成績を残していない中で、球団がポスティングの話を取り合っていただけること、過去に井川さんしか例がない、今まで容認してこなかった中で、自分の話を取り合ってもらった球団に感謝したい。その辺はなんて言うんですかね…自分中心の話になるというか、話し合いになりますけど、気持ちをしっかり伝えたいなと思います」

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