阪神・藤浪ポスティング移籍激白(1)「日本でうまくいってないならぜひ米国で―」武豊らに「刺激受けた」

[ 2022年9月28日 18:00 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2022年9月28日    神宮 )

<ヤ・神24>キャッチボールで調整をする藤浪(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・藤浪が今オフにポスティング・システム(入札制度)を使って、メジャー移籍の意思を持っていることを認めた。28日、ヤクルト戦前の神宮球場で取材に応じ、決意を口にした。報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ――報道で今オフにポスティングを直訴というのが出た。自身ではどう考えているか。

 「かねてから、そういう(メジャーへの)気持ちがありますと、自分個人としてチャレンジさせていただきたいですという話を球団としていているのは事実で、現状はシーズンが残っているので、そこに気持ちがまだ入っていない状況ですけど、そういう話をしています」

 ――球団との話し合いはいつからか。
 「去年の契約更改あたりからですかね。具体的な話になったのはそのあたりです」

 ――決断の後押しになったものは?
 「人を通じてですけど、『日本でうまくいってないなら、ぜひアメリカで挑戦してみてほしい』という話をいただいたこともありますし、個人的に28という年齢にもなってきて、30いくつになってくるとなかなか厳しい世界でもあるので。若いうちに挑戦したいという気持ちと、周りに世界で戦っている方がたくさんいて。武豊さん(競馬)だったり、大野将平さん(柔道)だったり、西村拳君(空手)だったり。いろんな世界で戦っている方が周りにいて、そういう方に刺激を受けたというのもありますね」

 ――そういった人と話すことはあったか。
 「世界で戦うことについての話は、たくさんしてもらうことがあるので。やっぱりそういう方から『世界見て』っていう話をよくされるので、刺激を受けたのはありますね」

 ――藤浪選手自身も世界の経験もある。
 「といってもほんとにね、高校生の日本代表とかWBCも行きましたけど、ちゃんと本戦で投げてないですし、戦ったって感じでもないので。そういう意味では世界で戦ったと言える人間ではないので、あんまり自分が戦ったどうとかはない。本当にそういう意味では自分は世界で戦ったと言える人間ではないので、どうとかはないですね」

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