ソフトバンク松田が退団と現役続行会見

[ 2022年9月28日 16:52 ]

退団会見を行う松田(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンク松田宣浩内野手(39)が28日、ペイペイドーム内で今季限りの退団と現役続行希望を表明する会見を開いた。黒スーツ姿で登場し、40歳までの現役続行に意欲を燃やしNPBの移籍先を探る決断を明かした。

 冒頭に「ホークスのユニホームを着て、プレーするのは、今シーズン限りとなりました。現役続行を希望して退団することをここに報告させて頂きます。ほんとに17年間、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と挨拶し、あと1年、40歳までの現役続行を強調した。

 「当然、17年前に入団して、ホークスで頑張って終わるのが理想だったが、筑後で練習して、39歳だが40歳までやりたい気持ちが強くなった。若い頃を思い出した。40歳までやるために技術を身につけようとキャンプで言われた。40歳まであと1年が、引っかかった部分」と話した。

 プロ通算1910試合に出場。積み上げた安打は1831本で節目の2000本安打までは169本。打点は991で1000打点まで9と迫る。新天地での目標を1000打点に掲げる。

 「ホークスで、数多く(試合に)出て、あとわずか。2000本は、特に意識はない。とにかく野球がしたい。あと9打点で、今季までと思ったが、また違う思いがあった。1000打点できたら幸せだなと思います」。

 10月1日のウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)がソフトバンクでの最後の雄姿となる。松田は、挑戦をし続ける。
 

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