西武が楽天とのCS争い直接対決で先制　伏兵・平沼が1号ソロ「三塁まで…と思って、一生懸命走った」

パ・リーグ   西武―楽天 （ 2022年9月28日    楽天生命 ）

＜楽・西＞5回、先制ソロを放つ平沼（撮影・尾崎　有希）
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　CS進出を争う3位西武は、4位楽天との直接対決で5回に先制した。テンポの良い投球を続けていた岸から、平沼翔太内野手（25）が右翼席に今季1号ソロ。チェンジアップを捉えて強く引っ張る打撃だった。

　「とにかく塁に出てチャンスをつくろうとコンパクトなスイングを意識して打席に入りました。打った瞬間“三塁まで行けるかな”と思って、一生懸命走りました。ホームランになって良かったです」と振り返った。

　敦賀気比から15年ドラフト4位で日本ハムに入団した平沼は、昨年8月にトレードで西武に移籍。この日の本塁打は、日本ハム時代の19年以来3年ぶりの移籍後初本塁打で、通算でも2本目だった。負ければ4位に転落してしまう絶対に勝たないといけない一戦で、今季28試合目の出場の伏兵が輝きを放った。