ヤクルト赤羽、打撃でも魅せた! 待望のプロ初安打に村上も大喜び!

[ 2022年9月28日 19:29 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2022年9月28日    神宮 )

<ヤ・神>4回無死、赤羽は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルトの赤羽由紘内野手(22)が阪神戦(神宮)に「1番・中堅」で先発出場。通算7打席目で待望のプロ初安打をマークした。

 0―1で迎えた4回だった。先頭打者として入った第2打席。今季10勝目を狙う相手先発左腕・伊藤将がフルカウントから投じた6球目、内角低めツーシームにしぶとくバットを合わせると、打球は右前で弾んだ。

 赤羽にとってはデビューから6試合目&7打席目で飛び出した待望のプロ初安打だけに、一塁ベース上で大きなガッツポーズ。3回まで伊藤将に完全投球に抑えられていたヤクルト打線にとってはこの日のチーム初安打となった。

 赤羽のプロ初安打と知っている1学年上の主砲・村上宗隆内野手(22)はベンチで大声を出して大喜び。大きなジェスチャーで記念球の返還を要求した。阪神側から戻ってきたボールは内山壮真捕手(20)がキャッチ。赤羽のために大事そうにしまいこんだ。

 赤羽は0―1で迎えた2回の守りでは2死二、三塁のピンチに中野の左中間へ飛んだ飛球をダイビングキャッチ。抜ければ確実に2失点となる打球をつかむビッグプレーで、プロ初先発マウンドに上がっていた市川悠太投手(21)を助けており、攻守でハツラツとした動きを見せた。

 赤羽は2020年育成ドラフト2位でヤクルト入り。今季はフレッシュオールスター戦でサヨナラアーチを放って一躍その名をはせ、7月に支配下契約を勝ち取った。

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