【甲子園】近江・多賀監督 「想定以上の凄い試合」63歳の誕生日に4強、4年前は金足農にサヨナラ負け

[ 2022年8月18日 15:04 ]

第104回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   近江7―6高松商 ( 2022年8月18日    甲子園 )

<近江・高松商>試合後、近江・多賀監督(右)にボールを渡す山田(撮影・坂田 高浩)
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 今春の選抜準優勝で4大会連続16回目出場の近江(滋賀)が3大会連続22回目出場の高松商(香川)と対戦し、7―6で勝利。2年連続の4強入りを果たした。

 初回2死二塁からエースで4番の山田陽翔(はると)主将(3年)に左前適時打で先制。2回1死二、三塁からは津田基(3年)の中犠飛で加点。同点にされた直後の3回2死からは大橋大翔(3年)の左前適時打で勝ち越した。再度同点となった5回2死一、二塁から大橋の中前適時打で再び勝ち越し。6回1死一、二塁からは山田の左前適時打で加点。逆転され、1点を追った7回1死二塁からは適失で追いつき、2死三塁から中瀬樹(3年)の左前適時打で勝ち越した。投げては今秋ドラフト上位候補に挙がる山田が7回までに今大会最多の6失点。8回途中に緊急降板したが、代わった左腕・星野世那(3年)がリードを守り切った。

 この日が63歳の誕生日の多賀章仁監督は、「本当に1点差のこういうゲームになると想定はしていたんですけど、想定以上の凄い試合で、選手一人一人に感謝したいですね。この準々決勝でこんな素晴らしいゲームをしてくれて、ただただ感謝です」と選手を称えた。18年の誕生日は、準々決勝で金足農(秋田)に2ランスクイズを決められて逆転サヨナラ負け。昨年は、1回戦の日大東北(福島)と対戦する予定だったが雨天順延となっていた。

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