オリックス　西武戦の前に恵みの雨　吉田正「僕らはゲーム数が早いので、良い休養としたい」

ノックを受ける吉田正（撮影・後藤　正志）
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　オリックスは今季初の降雨中止で、佐々木朗との4度目の対決が流れた。完全試合を含め、先発試合で今季3戦全敗を喫していた相手を攻略して優勝戦線へはずみをつけたかったが、むしろ恵みの雨ととらえて、19日からの敵地・西武戦へ乗り込む。

　首位チームとの対戦へ向け、主砲で選手会長の吉田正は「僕らはゲーム数が早い（パ最多111試合）ので、良い休養としたい。今月まだ2カードあるので、食らいついていきたい」と意欲。3番を担う中川圭は昨年6月の左手首骨折・手術でリーグ優勝に貢献できておらず、「1軍の試合を見ようとも思えないほど悔しかった。今年、CS、日本シリーズで貢献したい気持ちは誰よりも持っています」と目をギラつかせた。