巨人 借金1で迎えたDeNA3連戦、2年ぶり3連敗…戸郷、佐野に痛恨のソロ2発被弾で逆転負け

[ 2022年8月18日 21:03 ]

セ・リーグ   巨人3―4DeNA ( 2022年8月18日    横浜 )

<D・巨>8回、戸郷が佐野(手前)に勝ち越しソロを浴び、ベンチを立つ原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人がDeNAに敵地ハマスタで同一カード3連敗を喫した。借金完済まであと1と迫って迎えた3連戦で借金は4となった。DeNAに同一カード3連敗を喫するのは2020年10月27~29日(横浜)以来2年ぶり。

 同点の8回、戸郷のこの日94球目のスライダーだった。4回に続き先頭の佐野にスタンドに運ばれた。打たれた瞬間、呆然と打球を追った戸郷は、右翼席上段に打球が突き刺さったのを確認するとマウンド上でガックリと肩を落とした。結局、戸郷は7回0/3を投げ8安打2四球4失点で今季6敗目(10勝)となった。

 4回2死満塁では、先発投手の戸郷が相手先発ロメロの152キロの外角高めのストレートを左前にはじき返し三走・岡本和が先制のホームイン。続く二走・大城も本塁を突いた。セーフの判定だったが三浦監督がリプレー検証を要求。検証後に判定が覆り1点先制となった。戸郷は一塁ベース上で右腕を突き上げ喜んだ。

 しかし、先制した直後に先頭の佐野に右中間スタンドに15号ソロを叩き込まれ同点となっていた。

 同点の5回。先頭の吉川が左飛に倒れた後に、2番・坂本が中前打、続く丸がランエンドヒットを決め右翼線二塁打で1死二、三塁のチャンスをつくった。打席にはあと2打点で史上47人目の1000打点がかかる中田。ここまで2打数2安だったが空振り三振に倒れ悔しそうな表情を浮かべた。しかし2死となって5番・ポランコが右前打。坂本、丸が一気に還りリードを2点に広げた。

 しかし先発・戸郷は6回に牧の中越え適時二塁打で1点差に詰め寄られると、ソトに押し出し四球を与え再び同点に追いつかれた。

 ▼ポランコ 最近タイミングが遅れていたので少し始動を早めにとってコンパクトにスイングしました。チャンスをいかせて良かった。

 ▼戸郷 点を取ってもらいながらも粘り切れませんでした。しっかり修正して次に挑みたい。

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