阪神 2軍戦は異常事態 内野に捕手2人、三塁も元捕手の原口 控え野手不在で四苦八苦

[ 2022年8月8日 05:00 ]

ウエスタン・リーグ   阪神7-12ソフトバンク ( 2022年8月7日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・ソ>3回から二塁の守備についた片山(右)
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 阪神2軍は7日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で3回から控え野手不在の緊急事態に陥り、7―12で敗れた。

 コロナ禍で複数選手を欠く中、本職の外野ではなく遊撃で先発していた小野寺が頭痛を訴えて3回の守備から交代。唯一ベンチに残っていた中川が捕手に就き、捕手の藤田が一塁、三塁の片山がプロ初の二塁、二塁の板山が遊撃に回った。内野4人のうち2人は捕手登録。三塁も元捕手の原口が守った。

 中川は7回に遊撃へ適時打を放つなど3安打の奮闘。最大10点差から終盤3イニングで5点を返し、野村2軍代行監督は「どんな形でも試合に出られることは大事。結果が出て反省できることも若い選手には大事」と前向きに受け止めた。

 なお、小野寺はPCR検査で「陰性」が確認された。

 《石井がコロナ陽性 中継ぎで18試合登板、防御率0・75》阪神は7日、石井大智投手(25)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。発熱、倦怠(けんたい)感、せきの症状があり、自主隔離の措置を取った。中継ぎとして今季18試合に登板。ロングリリーフを任されるなど、防御率0・75の成績を残していた。特例2022で登録を外れ、代替指名選手として、小林慶祐投手(29)が、今季初めて1軍に昇格した。

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2022年8月8日のニュース