【甲子園】まさか…興南は押し出し死球でサヨナラ負け 好投手・生盛は初戦で甲子園去る

[ 2022年8月8日 19:19 ]

第104回全国高校野球選手権大会・1回戦   興南5ー6市船橋 ( 2022年8月8日    甲子園 )

<3日目第4試合 市船橋・興南>9回1死満塁、サヨナラ押し出し死球にガックリの興南・安座間(9) (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 興南は市船橋に最大5点差をひっくり返され、サヨナラ負けを喫し初戦で姿を消した。

 3回2死一、二塁から3番・禰覇盛太郎(3年)の適時二塁打で先制すると、主軸に3者連続適時打が飛び出すなど、この回一挙5点を奪った。

 投げては先発・生盛亜勇太(3年)が好投していたが、球数が100球を超えた8回に市船橋打線につかまり、同点に追いつかれた。9回、先頭打者の安打で出塁を許し、二塁まで進まれると、右翼を守っていた安座間竜玖(3年)が満塁から押し出し死球を与え、試合は決した。

 泣き崩れる安座間に対し、生盛は静かに整列し敗戦を受け入れた。

 興南は2010年に春夏連覇を果たした際のエース・島袋洋奨さんが昨年からコーチに就任。「琉球トルネード」で聖地を沸かせた同年以来の夏頂点を目指したが、初戦で涙をのんだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月8日のニュース