【甲子園】高岡商の吉田監督 北陸対決で大敗も、一時は2点差追い上げに「頑張ってくれてうれしかった」

[ 2022年8月8日 17:40 ]

第104回全国高校野球選手権第3日・1回戦   高岡商3―13敦賀気比 ( 2022年8月8日    甲子園 )

<高岡商・敦賀気比> 初戦敗退に終わった高岡商ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 5大会連続22度目出場の高岡商(富山)は4大会連続11度目出場の敦賀気比(福井)と対戦。14安打を放ちながらも3-13で敗れ、2年連続の初戦敗退となった。

 高岡商は先発右腕・川尻が初回に味方の失策からの5連打と連続四死球で4点を失った。2回にも1失点、6回にも2失点。2番手右腕の桑名は2回を1失点も、9回にも3番手左腕の横江が味方の失策も絡んで5失点とダメを押される形になった。

 富山大会5試合で47得点と強打が光った打線は3回に3番・川尻の中前適時打で1点。4回には早上の右前適時打、柴田の左翼線適時二塁打で2点差とするなど14安打を放ったが、そこまで。初戦唯一の「同地区対決」を制することはできなかった。

 高岡商の吉田真監督は初回の失点について「先頭打者を三振にとっていい流れだと思ったんですけど、そのあとミスが出て走者をためてしまった。そうすると敦賀気比打線、ここは失点するんだなと見ていました。去年も立ち上がりで苦労したので、何とかここを少ない失点でいきたいと思って初回に守備のタイムを2度取りました」と無念そうに話した。

 「ただ、その後追い上げムードをつくった、これは打力が課題のチームだったんだけれども、一冬バットを振ってきた成果が出た。ここの部分はうれしく思いました」と明言。「ミスが出たのは指導者である私の責任、とにかく生徒たちは頑張ってくれてうれしかった」とナインをねぎらった。
 

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