【甲子園】興南・生盛、自己最速148キロも9回途中降板 「甲子園で学んだことを次のステップに」

[ 2022年8月8日 20:16 ]

第104回全国高校野球選手権大会・1回戦   興南5ー6市船橋 ( 2022年8月8日    甲子園 )

<市船橋・興南>3回、市船橋打線に投げ込む興南の先発・生盛(打者は市船橋・三浦)(撮影・坂田 高浩)
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 興南は3回に5点を先制。じわじわと追い上げを食らうとサヨナラ負け。沖縄本土復帰50年の夏を白星で飾れなかった。我喜屋優監督は「選手はベストを尽くしてくれた」とねぎらった。

 先発した3年生エースの生盛(せいもり)亜勇太は序盤から140キロ台前半の直球を連発。3回2死では自己最速の148キロで空振り三振に抑えたが、中盤以降につかまった。8回0/3を6失点。「勝ちをチームに持ってこれなかったことが、自分の弱いところだと思いました」と唇をかんだ。

 昨年2月に10年の春夏連覇時のエースで元ソフトバンクの島袋洋奨氏(29)がコーチに就任。生盛は「自分を信じてエースらしく堂々と楽しんでこい」とマウンドに送り出されたという。今後は大学に進学予定。「甲子園で学んだことを次のステップに生かしていきたい」と語った。

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