中日・立浪監督 根尾にあえて佐藤輝、大山をぶつけた「どれぐらい通用するかをこっちも見たい」

[ 2022年6月25日 18:34 ]

セ・リーグ   中日0-10阪神 ( 2022年6月25日    甲子園 )

<神・中>6回 無死 佐藤輝(右)を一塁ゴロに打ち取った根尾(撮影・成瀬 徹)
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 中日の立浪和義監督(52)が、25日の阪神戦で登板した根尾昂投手について「意図」を語った。

 根尾は0―9の6回に登板し、1回を2安打1失点(1四球)でプロ初失点を喫した。4番・佐藤輝、5番・大山を迎えた山場での起用で、同監督は「どれぐらい通用するかをこっちも見たいわけですから。ボール自体はいつもに比べて良くなかった。これからも使っていきながら考えていきたいと思います」と説明した。

 根尾は大山に右前打を許し、走者を出すと、糸原には自身初の四球を与えた。クイック投球でリズムを崩した感じがあったが、同監督は「今日はボール自体は投げた中ではあんまり良くなかった。あえてクリーンアップにいかせたんですけどね。全然、打たれることは勉強だしね。ずっと良いとは限らないし、これから色々、変化球も使えるようになればいいかなと思う」と言及し、今後の成長を期待していた。

 一方で、課題として挙げていた「内角」を果敢に攻めたことには「そうですね。ツーシームもあるんで。最初はストライクを先行させて、ある程度抑えに行かないといけない。まだまだこれからのことはたくさんある」と分析した。

 1軍では甲子園で初登板となった根尾は「(ストライクを)取りにいったボールを打たれてしまったので、自分のボールをしっかり投げたい」と、雪辱を誓っていた。

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