楽天が今季11度目の零敗で好投の辛島を援護できず 石井監督「そういう苦しい試合もある」 

[ 2022年6月25日 18:03 ]

パ・リーグ   楽天0―2西武 ( 2022年6月25日    楽天生命パーク )

<楽・西>楽天先発の辛島(撮影・尾崎 有希)
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 勝利を願う多くの女性ファンたちの前で、楽天が今季11度目となる零敗を喫した。

 この日の仙台市の最高気温は35度。先発・辛島は酷暑をものともせず、見事な投球を披露した。持ち味の緩急を駆使しながら6回まで2安打無失点。7回2死一塁からジャンセンに左越え2ランを浴び、この一発が決勝打となった。

 一方、打線は相手先発・平井を攻略できず。今季ワーストタイとなる3安打で無得点に終わり、辛島を援護することができなかった。この日は年に一度の女性向けイベント「ガールデー」(26日も実施)の初日。2万4914人のファンが来場し、スタンドは無料配布された限定ユニホームの紫で染まった。普段とは違う雰囲気でナインを後押ししたものの、2連敗でカードの負け越しが決まった。

 以下、試合後の石井監督の一問一答。
 
 ―投手戦になった。
 「辛島が良く抑えてくれていたんですけど、その間に点が奪えなかった。何とか先制点をとれれば、という展開だった」

 ―辛島は7回の一発に泣いた。
 「投げた結果なので。多少甘くなったけど、それは勝負なのでしょうがない。あの場面でもう一人、何とか抑えきってくれればよかったなかと思います」

 ―打線が沈黙。
 「相手も一緒だった。長打というところで点をとられただけなので、そういう苦しい試合もあると思う」
 
 ―明日もガールデーで多くのファンの来場が見込まれる。
 「本当に多くのファンの方が球場に来てくれるので、しっかりチームとして勝てる試合をお見せできれば」

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2022年6月25日のニュース