ヤクルト青木 反撃の3号2ラン!「まだまだ諦める点差ではない」父の日以来の一発に小さくガッツポーズ

[ 2022年6月25日 15:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2022年6月25日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、青木は2ランを放ちナインに迎えられる(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの青木宣親外野手(40)が巨人戦(神宮)に「5番・左翼」で先発出場。6点を追う4回に反撃ののろしを上げる3号2ランを放った。

 「打ったのはツーシーム。まだまだ諦める点差ではないので1点でも返そうという気持ちで打席に入りました。ホームランになってくれて良かったです」

 先発のサイスニードが3回までに6点を失うまさかの展開。しかし、このまま終わらないのが今季のヤクルトだ。4回にサイスニードが初めて無失点に抑えたその裏。先頭の山崎が粘った7球目を詰まりながらも左前に落とし、この日チーム2本目となる安打で出塁。山田、村上が倒れた後の2死一塁。5番・青木が相手先発シューメーカーの4球目143キロのストレートを強振。打球は右翼席に飛び込み、父の日だった19日の広島戦(神宮)以来となる3号2ランとなった。

 打った瞬間、打球の行方を見上げた40歳は、打球がスタンドに飛び込んだのを見届けると右拳を握りしめ小さくガッツポーズ。勝てば12カード連続勝ち越しを決め、巨人の自力優勝を消す一戦で、序盤の大量失点にも諦めない姿勢を見せつけた。
 

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