ヤクルト6連勝、25年ぶりに6月までに貯金20 山田V打、1軍復帰の青木の美守も 巨人に8ゲーム差

[ 2022年6月17日 21:04 ]

セ・リーグ   ヤクルト7─2広島 ( 2022年6月17日    神宮 )

<ヤ・広>3回、勝ち越し2点適時二塁打を放ちガッツポーズの山田(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは17日、リーグ戦再開初戦となる広島戦(神宮)で7─2と逆転勝ちを収め、今季最多の6連勝で貯金20に到達した。6月までに貯金20に到達するのは、97年6月29日以来、25年ぶり2度目となった。

 1点を追う3回。先頭の長岡の左前打から無死二、三塁とし、塩見の二塁打で同点。さらに1死二、三塁で、山田が広島・大瀬良からカウント2─2からの5球目の内角低め直球を左翼線にはじき返す2点二塁打。一気に逆転すると、4回には投手のサイスニードが左前適時打、5回にはオスナの右前適時打で突き放した。8回には長岡の右前適時打、塩見の左中間三塁打でダメを押した。

 投げては先発のサイスニードが8回6安打1失点(自責0)の快投で4勝目を挙げた。また、コンディション不良からこの日1軍復帰した40歳の青木は3打数1安打。守備では初回、菊池涼の左翼へのファウルフライをフェンス際で好捕するなど、走攻守で歯車がかみ合った。

 ヤクルトは交流戦でパ全6球団に勝ち越す完全優勝。その勢いそのままにリーグ戦初戦も解消。この日、2位の巨人が中日に敗れたため、ゲーム差は8に広がった。

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