落合博満氏　監督としてコーチを選ぶ基準は？「野球に真面目な人間」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が、17日放送のCBCラジオ「ドラ魂キング」（月～金後4・00）に出演。コーチ論を語った。

　現役時代、ロッテ監督・山内一弘氏に「もう教えないでください」と指導を断ったのは有名な話だが、落合氏は「打球が飛ばなくなったからだよ」と説明。ただ、教わったことを「知らずのうちにね」と実践していたといい「飛ぶようになったよ」と明かし、山内氏との関係も軋轢（あつれき）はなく良好だったとした。

　その上で「これは教育の一環じゃないのか。言われたことがすぐできる人もいれば、何年か後にそれができる人もいる、ということじゃないのかね」と選手によって成長速度は異なるとした。

　現役時代の経験を踏まえ、コーチはどうあるべきかについて落合氏は「（選手が）知らないことを教えなきゃいけない。でも自信を持ってやってることに関しては見てるしかないと思うよ」ときっぱり。

　そして、「落合監督」としてコーチを招へいする際の基準について問われると「野球に真面目な人間。不真面目にやられたら選手が困るじゃん」ときっぱりと語った。